縦書きビューワ Ver.0.8.2を公開しました

Android Marketにてコメントをくださった方々、ありがとうございました。自動リジューム機能は今回のリリースには間に合いませんでしたが今後検討してみます。

主な変更点

見出し移動機能の拡充

Ver.0.6で追加した見出し移動機能を拡充し、見出しリストから選択して移動する形にしました。メニューの「見出し」ボタンで、見出しとページ番号がリスト表示されます。見出しリストは、現在の表示ページを含んでいる見出し項目が先頭に来るようにスクロールされた状態で表示されます（前後の見出しへ移動しやすくするため）。
青空文庫のテキスト形式では、特に見出しとタグ付けされているわけではないので、「見出しらしきところ」への移動機能ですが、あらかじめご了承ください。

ページ指定移動の改善

シークバーでページ指定位置を動かしながら、当該ページの表示を確認できるようになりました。これまでは、ページ指定ダイアログのOKボタンを押下した時点でページを移動していましたが、今回の変更で端から端までパラパラっとめくっている感じのような気持ちよさが出たと思います。

トラックボール設定の追加

Android Marketのコメントにてご要望をいただき、トラックボールを回転した際の動作をカスタマイズできるようにしました。「細かい単位で移動」「ページ単位で移動」から選択できます。
「ページ単位で移動」にしたときに、どれくらい回転させるとページが送られるかのさじ加減が微妙ですが、敏感すぎて意図せずに何ページも進んでしまうよりは、ちょっと鈍いくらいがいいかという味付けにしてあります。オプション設定で感度を変えられるようにすると良いでしょうが、とりあえずは。
ちなみに、Ver.0.8からトラックボール押下でページ指定移動ができるようになっています。離れたページに移動する場合、トラックボールをコロコロ転がして細かい単位またはページ単位で進め、もっと速く移動したいときはそのままトラックボールを押し込んでシークバーを表示し、トラックボールでシークバーを動かして高速ページ移動するという流れで操作できます。

左右方向キーをページ送りに割り振り

今さらですが、左方向キーでページ送り、右方向キーでページ戻りするようにしました。エミュレータ上では動作確認済みですが、方向キーのついた端末を持っていないため、実機では未確認です。もし問題があればお知らせください。
ちなみに、HT-03Aのように音量調整ボタンがある端末の場合は、音量調整ボタンの長押しで連続ページ単位移動もできます。作者は主にこの方法でページ送りしているので、左右方向キー対応は見落としていました。