国立国会図書館デジタルコレクションの公開範囲変動(2015年8月)

「月刊NDLデジコレメタデータWatch」第15号。今月も国立国会図書館デジタルコレクション(以下、NDLデジコレ)の変動を追ってみた。

今月は公開範囲の変動が多かったので、便利のため、リストを作成して共有する。

国立国会図書館デジタルコレクション書誌メタデータ 2015年8月の変動

NDLデジコレのメタデータについて、2015年8月1日から2015年8月31日までに変更のあったレコードは29,541件であった*1

7月末時点のデータにおいては、「資料種別」*2が「図書」であるもののうち、「著作権に関する情報」*3に「インターネット公開」を含むものは350,504件であったが、8月31日までの更新を適用したデータにおいては350,528件となっており、24件増加している。

資料種別が「図書」であるものについて、資料数内訳は以下の通りであった。

著作権に関する情報 (dcterms:rights) 7月末 8月末
インターネット公開(許諾) 7519 7951 +432
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2010/12/27 46786 43982 -2804
インターネット公開(裁定) 著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開 裁定年月日: 2010/12/27 0 4922 +4922
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2010/12/27; 2012/03/01 28 24 -4
インターネット公開(裁定) 著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開 裁定年月日: 2010/12/27; 2012/03/01 0 18 +18
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2010/12/27; 2015/02/09 8 3 -5
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2012/03/01 31709 30756 -953
インターネット公開(裁定) 著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開 裁定年月日: 2012/03/01 0 4158 +4158
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2015/02/09 53 23 -30
インターネット公開(保護期間満了) 264401 258691 -5710
国立国会図書館/図書館送信参加館内公開 503234 503165 -69
館内公開 65872 65917 +45
(総計) 919610 919610 0
(内、インターネット公開分合計) 350504 350528 +24

文化庁長官裁定を受けて公開している資料について、再び表記揺れが発生している*4

さらに「著作権に関する情報」変動の内訳を見てみる(表示スペースの都合により、「著作権に関する情報」の設定値を略記した)。

8月末 総計
許諾 裁定
2010/12/27
裁定
2010/12/27;
2012/03/01
裁定
2012/03/01
保護
期間
満了
館内
公開
7月末 許諾 3*5 79*6 10*7 92
裁定
2010/12/27
43*8 7*9 1*10 2799*11 2850
裁定
2010/12/27;
2012/03/01
6*12 3*13 9
裁定
2010/12/27;
2015/02/09
5*14 5
裁定
2012/03/01
148*15 804*16 1*17 953
裁定
2015/02/09
30*18 30
保護期間
満了
333*19 4908*20 11*21 4075*22 63*23 9390
図書館
送信
46*24 5*25 18*26 69
館内公開 19*27 19
総計 524 4968 23 4158 3680 64 13417

この表は、例えば、7月末時点では館内公開であった図書で、8月末にはインターネット公開(保護期間満了)になっているものが19件あると読んでほしい。

裁定に関する表記揺れにより全体の傾向が掴みにくくなるため、実質的に同内容のもの(裁定年月日の同じもの)同士の変動は省いた。

館内公開から保護期間満了へ

先月に引き続き、今月も幕末期から明治初期にかけての語学書等が公開された。

  1. Eibunten : Pineo-shi genban : Keiō Gijuku-dokuhon』(『英文典 : ピ子ヲ氏原板 : 慶応義塾読本』)
  2. Elements of Japanese grammar, for the use of beginners
  3. English grammer : the elementary catechisms』(開成所版『英吉利文典』)
  4. Familiar method for those who begin to learn the English language
  5. Grammatica, of Nederduitsche spraakkunst』(『和蘭文典 前編』)
  6. Grammatica of nederduitsche spraakkunst. v. 1 = Waran bunten, [v. 1]』(『和蘭文典 前編』)
  7. Syntaxis of nederduitsche woordvoeging. v. 2 = Waran bunten Seikuohen, v. 2』(『和蘭文典 後編 成句論』)
  8. Syntaxis, of woordvoeging der Nederduitsche taal / uitgegeven door de Maatschappij: tot Nut van 't Algemeen』(『和蘭文典 後編 成句論』)
  9. Les premiers pas de l'enfance = Hōgo kaitei : orthgraphe française à l'usage de l'école Quai-sei-zio』(開成所『法語階梯』)
  10. Orth[o]graphe française à l'usage de l'école Quai-sei-zio』(開成所『法語階梯』)
  11. Méthode de lecture ..
  12. Natural philosophy and astronomy : designed for the younger classes in academies, and for common schools volume 1』(『博物通論 上篇』)
  13. The first primer, for the use of the School Shoobunkwan, at Yokohama』(『英学入門』)

2.は、イギリスの初代駐日公使・オールコックによる日本語文法書。さすがに、紹介されているかなや漢字がまとも。この本では、横組みの英文中で、和文を90度左に回転させて和欧文混植処理を行っている。

4.は、国立国会図書館の便箋に記されたメモ書きによれば、本書は「『ファミリアル・メソード』文久元年(一八六一年)刊の初版に相当するものらしく、印刷史上まだ明らかにされていない貴重な資料と考えられる。(宮坂)」とのこと。メタデータには何の記載もないので、ここに引用しておく。

11.は、表紙が薄れていてタイトルが途中までしか読めないが、うっすらと「A L'USAGE DU CAÏCEIJO」(Caïceijoで使用するために)と読めるので、こちらも開成所で利用されたテキストだろうか。

表紙と内容を見ると、Gallicaで閲覧できる以下の資料(もしくはその元となった資料)のデッドコピーな気がする。(Gallicaの「Embeddable thumbnail」機能を利用した。これは便利。)

Tableaux de lecture, avec ou sans épellation... par MM. Lamotte, Perrier, Meissas et Michelot...
Tableaux de lecture, avec ou sans épellation... par MM. Lamotte, Perrier, Meissas et Michelot...
Source: gallica.bnf.fr

真似をして、NDLデジコレの対応するページ画像にもリンクを張ってみよう(NDLデジコレでも画像は表示できるが、連続したPDFダウンロードやJPEG表示には制限がかかっているため、一定時間に連続して閲覧すると表示されなくなる)。

Méthode de lecture ..
Méthode de lecture ..
Source: 国立国会図書館デジタルコレクション

ところで、この資料について、NDLデジコレでは蔵書印の「開成蔵書」を並列タイトルとして採っているが、こういったケースでは一般的なものなのだろうか。

12.は、『Rudiments of Natural Philosophy』の改訂版を慶応2年に江戸で(蔵書印からすると開成所で?)翻刻したもののようだ。調べてみると、「科学史の中の日本とイェール (1)」や「本で出会う駒場発の先端研究」という記事で取り上げられていた。NDLデジコレのものには日本語タイトルがないが、『博物通論 上篇』との日本語タイトルが付けられているものも東大図書館などに残っており、やはり開成所で翻刻したものだそうだ。

この他、以下の資料も保護期間満了として公開された。

西洋の機器を紹介した『奇機新話』は、読んでみて楽しい。NDLデジコレメタデータでは、出版者不明となっているが、近代書誌・近代画像データベースのこの資料と同じものであれば、麻生弼吉 編なのだろう。

於横濱英人と取替書簡留』については、資料区分が「図書」になっているが、どちらかというと「和古書」(もしくは「和古書」「図書」)のような気がする(ラクダを描いた『ドロメダリス圖』は「和古書」「図書」になっている)。

裁定から保護期間満了へ

今月は、文化庁長官裁定を受けてのインターネット公開から、保護期間満了によるインターネット公開に切り替えられた資料が多数あった(逆に、保護期間満了から裁定に切り替えられた資料も多数あった)。

詳細は当記事冒頭に挙げた一覧(tsvファイル)を参照していただくとして、ここでは、2015年2月9日に文化庁長官裁定を受けた著作物のうち、著作者が大月隆であるものの一部が保護期間満了に切り替えられている点を取り上げたい。

2015年7月14日の官報(号外第157号)の文化庁告示第三十四号には、以下の内容が挙げられていた。

著作物の題号 著作者名 著作物の種類 補償金額
人生の気力 大月隆 言語 218
そくらてす:純美文学哲学の鼻祖 大月隆 言語 218
http://kanpou.npb.go.jp/20150714/20150714g00157/20150714g001570002f.html

Web NDL Authoritiesの「大月, 隆」によれば、「別名 大月, 乗山; 鶴城生(号)」「出典 人生の気力 / 大月隆 著」となっている。

一方、著作権情報公開調査の「大月隆仗」には、「没年 1971」「著者別名 大月乗山;鶴城生;大月隆」とある。

そして、『人生の気力』は、8月17日付けで「インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2015/02/09」から「インターネット公開(保護期間満了)」に変更されている。

1971年没の大月隆仗(著者別名 大月隆)は、『人生の気力』の著者とは別人なのだろうか? もし同一人物であるならば、なぜ保護期間満了に切り替えられたのか分からない。

一方で、『そくらてす : 純美文学哲学の鼻祖』は、8月17日付けで「インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2010/12/27; 2015/02/09」から「インターネット公開(裁定) 著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開 裁定年月日: 2010/12/27」に切り替えられているが、依然として裁定による公開のままとなっている。

『人生の気力』の著者と『そくらてす : 純美文学哲学の鼻祖』の著者は別人なのだろうか。

保護期間満了から館内公開へ

インターネット公開(保護期間満了)から館内公開に変更された図書63件には、いつものように集合著作物もあったが、その中には『[宝生流謡本]』18件が含まれていた。

謡本といえば、2014年9月12日付けで国立国会図書館からアナウンスがあった次の公開範囲変更が想起される*28

観世流謡本(大成版)166点のインターネット公開を当面の間停止します。その間、図書館向けデジタル化資料送信サービスでご利用になれます。

http://dl.ndl.go.jp/information?targetInformationDate=2014-9

観世流謡本(大成版)と今回の宝生流謡本は、出版者は別だが、どちらも今も存続し同様の謡本を販売している(全く同じものであるのかは確認していない)。

個人的には、以下のツイートに引用した問題意識に同意するので、こうした分野でインターネット公開には何らかの配慮も考えられるとは思うが、それにしても説明なしに取り下げられていくのはいただけないと思っている。

古典籍資料の公開範囲変更

資料種別が「和古書」であるものについて、今月も公開範囲に変動があったか調べてみた。

著作権に関する情報 (dcterms:rights) 7月末 8月末
インターネット公開(許諾) 48 48 0
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2010/12/27 13 13 0
インターネット公開(保護期間満了) 69100 69113 +13
国立国会図書館/図書館送信参加館内公開 17667 17667 0
館内公開 394 381 -13
(総計) 87222 87222 0
(内、インターネット公開分合計) 69161 69174 +13

さらに「著作権に関する情報」変動の内訳を見てみる。

著作権に関する情報」の変動 (7月末 → 8月末) 件数
館内公開 → インターネット公開(保護期間満了) 13 *29

1月22日付けで図書館送信から館内限定に変更されていた資料のうち13件が、8月17日付けでインターネット公開(保護期間満了)として返ってきている。

古典籍資料の館内限定化については、以前の記事で、「これまで古典籍資料については館内限定のものは0件であったが、今回、図書館送信から館内限定へ変更されたものが452件あった。例えば、『いろはうた』は天保15(1844)年の資料だが、なぜ170年前の資料が図書館送信対象から館内限定に変更されたのだろうか。」と書いた。

公開された『いろはうた』を見ると、「天保十五年辰六月 八十三歳 辻慶儀」とある。170年前に83歳の方が書いたのなら、さすがに保護期間は満了しているのではないかと思うが、証明できるかと言われると難しい。図書館送信から館内限定に変更され、今回、インターネット公開(保護期間満了)となったということは、没年の確認が取れたのだろうか。

厳密な運用のためにはいろいろと大変だろうが、館内限定に変更されたままの古典籍資料はまだ多く存在する。著作権状態の確認が完了しインターネット公開資料として返ってくることを期待したい。

今後のデジタル化予定

8月12日、国立国会図書館ウェブサイトの「デジタル化作業に伴う原資料の利用停止について」が更新された。


デジタル化作業対象資料一覧(平成27年8月12日現在)
資料区分 デジタル化対象 対象冊数 利用停止期間(予定)
古典籍 (7)請求記号が207で始まるものの一部等 約1,400冊(Excel:31KB) 平成27年9月〜平成28年3月末(予定)
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/digitization/unavailable.htmlより抜粋

「デジタル化作業対象資料一覧(平成27年8月12日現在)」では、6月に掲示された「災害対応力強化のためのデジタルアーカイブ」の和図書・雑誌に加え、古典籍資料がデジタル化作業対象として挙げられた。

デジタル化対象となった古典籍のリストによると、今年2月に貴重書・準貴重書に指定された和漢書*30のほか、『風俗問状答』*31、『日本治乱記』(中古日本治乱記)、『諸系譜』、『鶯宿雑記』などがデジタル化されるようだ。

このうち、『鶯宿雑記』は、「『鶯宿雑記』内容紹介と索引」に紹介されているようにさまざまな興味深い内容を含んでおり(その中には「江戸時代の空飛ぶ円盤の記録か」などとしてネタにされる「うつろ舟」に関する記述*32などもあったりする)、インターネットで閲覧できるようになる(であろう)ことは嬉しい。

また、8月24日付けの更新では、さらに以下の和図書が作業対象に加わった。


デジタル化作業対象資料一覧(平成27年8月24日現在)
資料区分 デジタル化対象 対象冊数 利用停止期間(予定)
和図書 (8)請求記号が「水」で始まるもの 約540冊 平成27年9月24日〜平成28年3月末(予定)
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/digitization/unavailable.htmlより抜粋

例によって具体的なリストは示されていないが、請求記号からすると、東京本館地図室に所蔵されている水路部の資料が対象となるようだ。例えば『日本水路誌』(請求記号:水-1)などであろうか。

なお、『日本水路誌』については、一部の版は既にデジタル化されて公開されており、例えば『日本水路誌. 第1卷』(1892年)では幻の島「ロスジャーディーンス島」(ロス=ジャルディン諸島)に関する記述を見ることができる。

一般競争入札公告にみる電子化予定

国立国会図書館一般競争入札公告を見ると、先述(7)の古典籍のデジタル化に相当すると思われる通番2、先述(8)の和図書のデジタル化に相当すると思われる通番5の他にも、各種の電子化が挙げられており、今後の電子化予定が垣間見える。


通番3は、「災害対応力強化のためのデジタルアーカイブ」の続きだろうか。通番1や10からは、日本占領関係資料や脚本についても引き続き電子化が進められることが分かる。

通番8および9は目新しい。2014年12月に公開された「国立国会図書館がデジタル化した録音資料の利用に係る合意事項」によれば、デジタル化した録音資料については、当面、図書館送信対象とはならず、国立国会図書館館内限定公開になるようだが、どのような録音資料が電子化されるのだろうか。詳細の公開が待ち遠しい。

*1:国立国会図書館サーチが提供するOAI-PMHを利用した。

*2:dcndl:materialType

*3:dcterms:rights

*4:「(裁定)」と「著作権法」の間や、「公開」と「裁定年月日」の間に、半角スペースを含めるか否か。

*5:算術倶楽部 第1編』、『女の望』、『天下の豪傑加藤孫六嘉明

*6:ちから no.1』、『ドストイェフスキイ全集』(第11巻第12巻)、『宴曲十七帖・謡曲末百番』、『海外立志伝』、『教育疑獄を弁護して : 附・賄賂罪とはどんな犯罪か 文学に現はれたる法律思想』、『刑法学説実例』、『経済統計』、『経済不安の真相』、『研究授業叢書 第1』、『五・一五事件背後の思想』、『細川武子童話集』、『支那事変忠勇読本 : 軍国少年の為に』、『実用電気理論及機械』([前編]中編後編)、『実用電気理論及機械』(前編中編)、『実用電気理論及機械』(前編後編)、『小さな新聞屋さん : ドイツ童話』、『昇る日を待つ間』、『水産講習所試験報告』(第14巻 第1冊第14巻 第2冊第14巻 第3冊第14巻 第4冊第14巻 第5冊第15巻 第1冊第15巻 第2冊第15巻 第3冊第15巻 第4冊第15巻 第5冊第16巻 第1冊第17巻 第1冊第17巻 第2冊第17巻 第3冊第18巻 第1冊第18巻 第2冊第18巻 第3冊第18巻 第4冊第19巻 第1冊第19巻 第2冊第19巻 第3冊第19巻 第4冊第19巻 第5冊第19巻 第6冊第19巻 第7冊第20巻 第1冊第20巻 第2冊第20巻 第3冊第20巻 第4冊第21巻 第1冊第21巻 第2冊第21巻 第3冊第21巻 第4冊第21巻 第5冊第21巻 第6冊第22巻 第1冊第22巻 第2冊第22巻 第3冊)、『西郷南洲』、『船内細胞組織論』、『台湾島の鳥界』、『』、『東京府立第一高等女学校概覧』、『童話読本 1年生』、『徳川封建経済の研究』、『日本稲作講義』、『日満健児工作』、『比島宣撫と宗教班』、『飛行機物語 : 空の日本』、『明治維新と郡県思想』、『明治初年の立憲思想』、『耶蘇会年報 第1冊』、『優等児並ニ劣等児教育ニ関スル研究』、『養蚕豊作の伝法』、『両米再巡』、『歴史教育』、『鵯越将軍出世物語

*7:奥州松島仇討塚原小太郎卜伝』、『元和三勇士後日譚』、『五分の魂』、『新女房 : 探偵実話』、『太郎稲荷利生之仇討』、『尾張騒動』、『不忍弁天霊蛇奇談』、『豊前小倉讐討』、『北海表忠録』、『由井正雪

*8:コロッツァ氏遊戯之心理及教育』、『英文典表解』、『化学 前編』、『化学表解』(〔前編〕後編)、『家政学表解』、『果樹剪定の秘訣』、『外国地理 後編』、『外国地理表解』(前編中編後編)、『柿の栽培法』、『教育学表解』、『教授法表解』、『鉱物界』、『鉱物界表解』、『香川県師範学校付属小学校教授要旨』、『算数学』、『算数学表解』、『女性の疑問 第1編』、『小学校教育汎論』、『小学数理階梯』()、『情の人』、『植物界表解』、『植物界表解』、『心理学表解』、『新編国語読本歌曲並ニ遊戯法』、『世界語 : エスペラント』、『生理衛生表解』、『生理衛生表解』、『戦時国民の心得べき国際法の話』、『増訂外国地理 前編』、『代数学表解』、『短笛長鞭』、『動物界』、『動物界表解』、『日本史』、『日本地理表解』、『民法債権 第2章 第2-14節』、『命の洗濯』、『倫理学表解』、『論理学表解

*9:化学真理』、『蚕事要論 : 日新実用』、『自治寮生活』、『数学浅問』、『成文軌範』()、『利息算捷径法

*10:古素堂詩鈔

*11:本文中記載のtsvファイル参照。

*12:金魚問答』、『諸願届書式及税表』、『小学修身教授案 : 一名・育児の友』、『仏蘭克林金言玉行録』、『北米聯邦前大統領藕蘭土氏成績記』、『曠古盛典東宮御慶事録

*13:歌語之解』、『改悔文問答 : 得度受験』、『産科術要

*14:そくらてす : 純美文学哲学の鼻祖』、『女傑俳諧伝』、『道と人』、『風采と審美学』、『理想的学生

*15:本文中記載のtsvファイル参照。

*16:本文中記載のtsvファイル参照。

*17:京都帝国大学文学部考古学研究報告 第5冊

*18:家の宝』、『臥竜梅』、『廻国雑記』、『勤学日記』、『拳骨百話』、『古哲格言』、『吾家の憲法』、『吾家の憲法』、『高等記事論説文』、『自然界の審美』、『実業の宝』、『人間学 前編』、『人生と山水』、『人生の悔悟』、『人生の気力』、『人生の初旅』、『人生の情事』、『人生の審美』、『人生の片影』、『人生の裏面』、『人物の裏面』、『成功百話』、『青年の将来』、『禅画百譚』、『美妙』、『文学の審美』、『文学の調和』、『文章軌範釈 : 普通用文』()、『旅の佳人

*19:本文中記載のtsvファイル参照。

*20:本文中記載のtsvファイル参照。

*21:『改正女四書』(女孝経 上女孝経 下女論語 上女論語 下女誡内訓 上内訓 下)、『古文真宝校本 : 増評補註 後集 乾』、『博物新編紀聞』(

*22:本文中記載のtsvファイル参照。

*23:報告集、講演集などの集合著作物の他、『[宝生流謡本]』(〔1〕23456789101112131415161718)など。

*24:スペルリング独稽古』、『プロテスタン歴史之正謬』、『家畜原論』、『擬律必携』(続編 一続編 二続編 三続編 四続編 五続編 六続編 七続編 八続編 九続編 十続編 十一二編 上二編 中二編 下三編 上三編 中三編 下四編 甲四編 乙)、『語学研究ノ秘訣』、『公教会小史』、『高等科紀事誌伝論説文例 乾』、『作文活法』([正])、『実地応用工芸秘法書』、『実地験定製法新書』、『小学校体操教本 : 文部省調査準拠』、『小学作文大全』(初等 巻1初等 巻2初等 巻3中等 巻2高等 巻1高等 巻2)、『神宮暦解 : 官国幣社』、『通俗農家副業全書』(巻1巻2)、『田中丈夫子小伝・ニーフハス君書翰』、『馬原病学』、『福島県地理唱歌』、『物性論』、『弁士必携英語節用集』、『万通新字典 : 普通教科』、『民事訴訟人必携

*25:衛生新報』、『貨幣及銀行論』、『凶歳志乃起』、『酒精越幾斯丁幾類製造論』、『人体筋肉関係篇 : 受験用参考書

*26:コップ物語 : 愛の働を為せしコップの話』、『琴古流尺八外曲楽譜』(第1編第2編)、『語学練習読本 1』、『語学練習読本』(12)、『語学練習読本 2』、『高等科紀事誌伝論説文例 坤』、『袖珍法医解剖指鍼』、『大阪府全志』(巻之1巻之2巻之3巻之4巻之5)、『単語篇諺解』、『辻占都々一』、『東亜美術史綱 下巻』、『東京水道の沿革

*27:Eibunten : Pineo-shi genban : Keiō Gijuku-dokuhon』、『Elements of Japanese grammar, for the use of beginners』、『English grammer : the elementary catechisms』、『Familiar method for those who begin to learn the English language』、『Grammatica of nederduitsche spraakkunst. v. 1 = Waran bunten, [v. 1]』、『Grammatica, of Nederduitsche spraakkunst』、『Les premiers pas de l'enfance = Hōgo kaitei : orthgraphe française à l'usage de l'école Quai-sei-zio』、『Méthode de lecture ..』、『Natural philosophy and astronomy : designed for the younger classes in academies, and for common schools volume 1』、『Orth[o]graphe française à l'usage de l'école Quai-sei-zio』、『Syntaxis of nederduitsche woordvoeging. v. 2 = Waran bunten Seikuohen, v. 2』、『Syntaxis, of woordvoeging der Nederduitsche taal / uitgegeven door de Maatschappij: tot Nut van 't Algemeen』、『The first primer, for the use of the School Shoobunkwan, at Yokohama』、『ドロメダリス圖』、『英国刑典 上』、『於横濱英人と取替書簡留』、『回天詩史』()、『奇機新話

*28:観世流謡本(大成版)の図書館送信への変更は「当面の間」とされていたが、約1年経った今も(予想通り)インターネット公開は再開されていない。

*29:いろはうた』、『ドロメダリス圖』、『安定胡氏族譜不分卷』([1][2])、『黄道總星圖』、『顧亭林先生遺書十種』(第1册第2册第3册第4册第5册第6册第7册第8册

*30:国立国会図書館月報 651号(2015年7月)」で紹介されている『教誡新學比丘行護律儀』、『聚分韻略』、『禪林抜類聚』、『山幸』。

*31:国立公文書館デジタル展示「旗本御家人」に紹介あり。『諸国風俗問状』は、NDLデジコレで既に公開されている。

*32:巻14「常陸国うつろ船流れよりし事」。なお、NDLデジコレでは、『耽奇漫録』が3月にインターネット公開されたが、『兎園小説』はまだデジタル化されていないようだ。