国立国会図書館デジタルコレクションの公開範囲変動(2017年3月)

「月刊NDLデジコレメタデータWatch」第34号。今月も国立国会図書館デジタルコレクション(以下、NDLデジコレ)の変動を追ってみた。

今月は多数の資料追加があったので、便利のため、追加資料リスト(非公式)を作成して共有する。

国立国会図書館デジタルコレクション書誌メタデータ 2017年3月の変動

NDLデジコレのメタデータについて、2017年3月1日から2017年3月31日までに変更のあったレコードは64,245件であった*1

2月末時点のデータにおいては、「資料種別」*2が「図書」であるもののうち、「著作権に関する情報」*3に「インターネット公開」を含むものは352,666件であったが、3月31日までの更新を適用したデータにおいては353,697件となっており、1,031件増加している。

資料種別が「図書」であるものについて、資料数内訳は以下の通りであった。

著作権に関する情報 (dcterms:rights) 2月末 3月末
インターネット公開(許諾) 9231 10173 +942
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2012/03/01 32485 32475 -10
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2012/03/01; 2015/11/10 19 19 0
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2015/02/09 19 19 0
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2015/02/09; 2015/11/10 3 3 0
インターネット公開(裁定)著作権法第67条第1項により文化庁長官裁定を受けて公開裁定年月日: 2015/11/10 41769 41763 -6
インターネット公開(保護期間満了) 269140 269245 +105
国立国会図書館/図書館送信参加館内公開 554562 553576 -986
館内公開 78262 85320 +7058
(総計) 985490 992593 +7103
(内、インターネット公開分合計) 352666 353697 +1031

さらに「著作権に関する情報」変動の内訳を見てみる(表示スペースの都合により、「著作権に関する情報」の設定値を略記した)。

3月末 総計
許諾 保護期間満了 館内公開
2月末 許諾 10*4 10
裁定
2012/03/01
10*5 10
裁定
2015/11/10
6*6 6
保護期間満了 117*7 117
図書館送信 949*8 37*9 986
館内公開 3*10 3
総計 952 43 137 1132

この表は、例えば、2月末時点では図書館送信であった図書で、3月末にはインターネット公開(保護期間満了)に変更されているものが37件あると読んでほしい。

この表の他、2月末のメタデータには存在せず、3月19日付けで登録された図書が7,103件あり、その内訳は図書5,667件(館内公開5,488件、保護期間満了179件)、プランゲ文庫の図書1,436件(すべて館内公開)となっている(「2017年3月のNDLデジコレ追加資料」として後述する)。

円朝全集』

今回、保護期間満了から館内公開に変更された図書には、『円朝全集 卷の八』が含まれていた。

春陽堂版『円朝全集』(巻の8)については、別スキャンが、校訂編纂者の鈴木行三を「著作者等の氏名」とする裁定に基づいて公開されており*11、現在もインターネット上で内容を確認できる*12

目次に挙がっている著作者を見る限り、三遊亭円朝自身や校訂編纂者の鈴木行三を含め、著作権保護期間は満了しているように思えるが*13、あるいは「怪談阿三の森」について添えられた解説によって、著作権者不明と判断されたのであろうか。

古典籍資料の公開範囲変更

資料種別が「和古書」であるものについて、今月も公開範囲に変動があったか調べてみた。

著作権に関する情報 (dcterms:rights) 2月末 3月末
インターネット公開(許諾) 8 8 0
インターネット公開(保護期間満了) 71210 72641 +1431
国立国会図書館/図書館送信参加館内公開 17219 17202 -17
館内公開 3 3 0
(総計) 88440 89854 +1414
(内、インターネット公開分合計) 71218 72649 +1431

さらに「著作権に関する情報」変動の内訳を見てみる。

著作権に関する情報」の変動 (2月末 → 3月末) 件数
国立国会図書館/図書館送信参加館内公開 → インターネット公開(保護期間満了) 17 *14
新規 インターネット公開(保護期間満了) 1414 (後述*15

2017年3月のNDLデジコレ追加資料

3月14日、国立国会図書館ウェブサイトにおいて以下の資料追加がアナウンスされた。

国立国会図書館は、2017年3月14日に以下の約32,000点「国立国会図書館デジタルコレクション」 に追加しました。

コレクション 追加数 公開
図書 約4,300点 館内限定
雑誌 約1,400点 館内限定
古典籍資料 約1,400点 インターネット
憲政資料 約1,000点 インターネット
日本占領関係資料 連合国軍最高司令部(GHQ/SCAP)文書 約17,600点 インターネット(一部館内限定)
極東軍文書 約100点 館内限定
プランゲ文庫 図書 約1,400点 館内限定
録音・映像関係資料 録音資料 約100点 館内限定
脚本 約3,000点 館内限定(一部インターネット)
他機関デジタル化資料 愛・地球博* 約300点 館内限定
内務省検閲発禁図書 約1,300点 館内限定(一部インターネット)

http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2016/170314_01.html
公開開始日による絞り込み検索

今回も追加資料リストの公式提供はなかったが、公開開始日による絞り込み検索が行えるようにシステムが改修されており、「新しくコレクションに加わったものを確認したい」という利用者のニーズに応えられるものとなった。

ただし、以前公開された分については公開開始日の範囲を指定しても絞り込めないようで、例えば「資料群=図書 公開開始日=2017-1-1〜2017-1-31 公開範囲=すべて」を条件とする検索では、2017年1月に公開された図書約6,000件はヒットせず、ヒット件数は0件となる。また、検索結果の表示は最大1,000件までとなっているので、1,000件を超える公開に対しては、重複なく漏れなく絞り込みができる検索条件を工夫する必要がある。

古典籍資料のサムネイル改善

古典籍資料に関しては、これまでは題箋しかない表紙をサムネイルにしているものが多く、その大きさで見ても他の資料と区別が付かなかった。しかし、今回の新規公開分では、絵扉をサムネイルにしているものが多く、他の資料と区別が付きやすくなり、興味を引きやすくなっている。

目的の資料があって検索する場合には関係ないが、(書店を見て回るように)漠然と一覧をブラウズする場合、タイトルすら聞いたことのないものが多いなかで、サムネイルによって、ほのかに江戸のデザインが楽しめ、言わば「ジャケ買い」のように手に取りやすくなるこの変更は、小さな変更点のようであっても、利用者の体験にとっては大きな改善点だろう。

許諾に基づくインターネット公開資料の増加

3月22日には、「図書または雑誌として収録している官公庁刊行の資料約1,200点を著作権者のご協力によりインターネット公開しました」との「お知らせ」があった*16

このときの変動の内訳を見ると、公開範囲の変更だけでなく、雑誌の資料追加も行われていることが分かる*17

資料種別「著作権に関する情報」の変動件数
図書国立国会図書館/図書館送信参加館内公開 → インターネット公開(許諾)949
館内公開 → インターネット公開(許諾)3
雑誌国立国会図書館/図書館送信参加館内公開 → インターネット公開(許諾)119(7タイトル)
新規 インターネット公開(許諾)98(2タイトル)
(総計)1169

これらには「災害対応力強化のためのデジタルアーカイブ」をなす官公庁刊行資料が含まれている*18

2015年度デジタル化作業対象資料

さて、今回追加となった資料は、どのようなものであろうか。

2014年度末には2013年度にデジタル化された資料が新規追加され、2015年度末には2014年度にデジタル化された資料が新規追加されたことを考えると、今年3月(2016年度末)には2015年度にデジタル化された資料が新規追加されたものと推測して、さほど無理はないだろう。

2015年度のデジタル化作業対象資料一覧を挙げつつ、今回の追加内容を確かめる。


デジタル化作業対象資料一覧(平成27年12月18日現在)

資料区分 デジタル化対象 対象冊数 利用停止期間(予定)
和図書 (1)東京本館所蔵の昭和62年末までに整理されたものの一部
  • 請求記号が以下で始まるものの一部 026〜921、AZ-1311〜AZ-1792、DT8〜DT161、EG77、GC、M91、M93、ME
  • 請求記号がUL又はUPで始まる当館刊行物の一部
約45,000冊 平成27年7月中旬〜平成28年4月末(予定)
(2)請求記号がY111、Y121で始まる官庁等が発行する小冊子の一部 約2,100冊
(3)請求記号がY95、Y111、Y991で始まる原子炉設置(変更)許可申請書の一部 約260冊
和雑誌及び洋雑誌 (4)国内刊行学会誌・紀要類の一部
うち洋雑誌8タイトルは関西館所管
約90タイトル(Excel: 53.0KB)
和図書及び和雑誌 (5)国・地方公共団体の各種報告書類(「白書」類も含む)の一部 約70タイトル(Excel: 45.0KB)
和雑誌 (6)国の機関が発行する公報の一部 9タイトル(Excel:28.5KB)
古典籍 (7)請求記号が207で始まるものの一部等 約1,400冊(Excel:31KB) 平成27年9月〜平成28年3月末(予定)
和図書 (8)請求記号が「水」で始まるもの 約540冊 平成27年9月24日〜平成28年3月末(予定)
カセットテープ (9)請求記号がYL31で始まるカセットテープ 約220件 平成27年9月16日〜平成28年4月末(予定)
ソノシート (10)請求記号がYMF、YMG、YMH等で始まるソノシート 約950件
脚本 (11)請求記号がY851で始まる脚本 約3,000冊
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/digitization/unavailable.html

以下、OAI-PMHで取得した書誌メタデータに基づく非公式な追加資料リストを、資料種別ごとに挙げながら内容を見ていく。

新規公開の図書

コレクション 件数
図書 4,327件
プランゲ文庫 図書 1,436件
他機関デジタル化資料 愛・地球博(図書) 14件
内務省検閲発禁図書 1,326件

新規追加された図書4,327件には、2015年度デジタル化対象の(1)〜(3)*19や、(8)の水路部の資料*20、(9)のカセットテープの図書部分*21、(10)のソノシートの図書部分*22が含まれている。

カセットテープやソノシートの音源部分は、別途、資料種別未設定で今回の新規追加に含まれている*23

和図書やカセットテープ、ソノシートのデジタル化においては、作業対象資料一覧が提供されておらず、今回の追加によって2015年度デジタル化分が全て公開完了したのかは判断できない*24

この他、プランゲ文庫の図書1,436件*25や、他機関デジタル化資料(愛・地球博)の図書14件*26、他機関デジタル化資料(内務省検閲発禁図書)1,326件*27も、資料種別に「図書」を含むものとして新規公開されている。

新規公開の雑誌

新規追加された雑誌1,363件は、30タイトル*28からなり、2015年度デジタル化対象(4)の学会誌(約90タイトル)の一部*29、(5)の白書(約70タイトル)の一部*30が含まれている。残りのタイトルが全て公開済みであるかは未確認。なお、(6)の公報(9タイトル)については、2016年6月に新規公開されている。

新規公開の古典籍資料

新規追加された古典籍資料1,414件には、2015年度デジタル化対象(7)の古典籍(対象冊数約1,400冊)が含まれている。

作業対象資料一覧(xlsファイル)から請求記号とタイトルを抜粋する。

No.請求記号タイトル
1請求記号が207-1001〜207-2834のもの
2WA7-285教誡新學比丘行護律儀 1卷*31
3WA7-286聚分韻略 [5巻]*32
4WA7-287[禪林抜類聚] 4卷*33
5WA7-288禪林抜類聚. 卷1, 4*34
6WB1-23山幸 2巻*35
7特1000-18風俗問状答*36
8特1001-9日本治乱記 83巻*37
9147-162諸系譜(全冊)*38
10238-1鶯宿雑記(全冊)*39

具体的タイトルが示されたNo.2〜10について、今回の追加に含まれていることが確認できる。

なお、『鶯宿雑記 巻五十九、巻五百十』の巻次メタデータは「巻五百九、巻五百十」の誤りであろう。

鶯宿雑記. 巻13-14
鶯宿雑記. 巻14「常陸国うつろ船流れよりし事」
(Source: 国立国会図書館デジタルコレクション)

今後は、例年通りであれば、2016年度のデジタル化分(39点・約420冊)が2017年度末までに追加されるものと思われる。2016年度の作業対象資料一覧(xlsファイル)は、2016年11月に公表されており、葛飾北斎『北齋東海道』、高力種信『鳴海祭礼図』、渋江抽斎 編『江戸鑑図目録』、5代目市川団十郎『徒然吾妻詞』、富士谷御杖 口授『装抄』、大槻文彦『東京須覧具』、曲亭馬琴『近世流行商人狂哥絵図』、井原西鶴『西鶴置土産』、陸軍築城部本部 編『[日本城郭史資料]』、楊洲周延 画『千代田之御表』などが作業対象に挙げられている*40

新規公開の静止画資料

コレクション 件数
憲政資料(長崎省吾関係文書) 960件
日本占領関係資料 連合国軍最高司令部(GHQ/SCAP)文書 17,648件
極東軍文書 96件
プランゲ文庫 図書 1,436件

憲政資料(長崎省吾関係文書)については、NDLデジコレでの検索結果(1045件)より若干少なくなっている。これは、検索結果には「全号まとめ」等の件数が含まれるのに対し、OAI-PMHで取得するメタデータにはそれらに相当するレコードが含まれていないことによる。

なお、『機密往復書簡. リースデール(Redesdale, Algernon Bertram Freeman-Mitford.)書簡 長崎省吾宛』の「年月日」が「196-06-28」になっているのは、「1906-06-28」の誤りであろう。

その他の新規公開資料

コレクション 件数
録音・映像関係資料 録音資料 109件
脚本 3,033件
他機関デジタル化資料 愛・地球博(動画) 312件
内務省検閲発禁図書 1件

録音資料については、NDLデジコレでの検索結果(118件)より9件少なくなっている。これは、検索結果では2017年3月14日より公開開始とされている『患者指導用講座 医研テープによる : 普及版』音源の9件*41が、実際には1月の資料追加で既に館内公開されており、今回の新規追加リストに含まれないことによる。なお、同じく1月に追加された『患者指導用講座 医研テープによる : 普及版』(60(音源))は、現在アクセスするとエラーになり、NDLデジコレで検索してもヒットしない。

脚本については、2015年度デジタル化対象(11)で対象冊数約3,000冊とされており、今回追加された3,033件と良く一致している。

また、内務省検閲発禁図書が1件(『北越新報 第二號外』)含まれているが、これは本来、国立国会図書館サーチのメタデータで資料種別を「図書」に設定されるべきところ、設定漏れとなっていることによる。

*1:国立国会図書館サーチが提供するOAI-PMHを利用した。

*2:dcndl:materialType

*3:dcterms:rights

*4:アナーキズム方法論』、『国防国家とナチス独逸』、『昭和55年10月25日から27日にかけて日本海北部を通った低気圧による強風と波浪による災害』、『広島県地域防災計画』(昭和58年6月 附属資料昭和59年6月昭和60年6月昭和61年6月昭和62年5月)、『マルクス経済学大綱』、『唯物史観のために

*5:金融の国営 : 国家統制の根本問題』、『原始経』、『国家と革命・左翼小児病』、『一〇・九提是』、『救へ!哀れなる金持特権階級!』、『救へ!哀れなる金持特権階級』、『ブルドッグ』、『無政府主義と農本主義』、『メーデーの話』、『メーデーの話

*6:『献策新編』(第1集巻1第1集巻2第1集巻3第2集巻1第2集巻2第2集巻3

*7:社会主義関係の図書が多いが、『故実叢書』の一部(20件)や『円朝全集 卷の八』なども含まれている。

*8:2016年6月に新規追加された図書に由来する948件に加え、『公正取引委員会年次報告 : 独占白書 昭和46年』を含む。

*9:故実叢書』(尚古鎧色一覧(本間百里)尚古鎧色一覧(本間百里)服色図解(本間百里)織文図会(松岡辰方撰 本間百里補))、織文図会(松岡辰方撰 本間百里補)織文図会(松岡辰方撰 本間百里補)拾芥抄(洞院公賢著 洞院実煕補)拾芥抄(洞院公賢著 洞院実煕補)拾芥抄(洞院公賢著 洞院実煕補))、『大日本仏教全書』(第70巻 孝養集(覚鑁撰) 他8部第71巻 菩薩戒義疏鈔(円琳撰) 他2部第72巻 授菩薩戒儀則 他15部第73巻 服具叢書 第1第74巻 服具叢書 第2第75巻第76巻 唯識論同学鈔 第1(良算編)第77巻 唯識論同学鈔 第2(良算編)第78巻第79巻第80巻8182838485868788899091929394)、『秩父宮記念スポーツ図書館蔵書目録』、『読書に関する調査 : 大橋図書館・帝国図書館・日比谷図書館調査』、『連合国軍総司令部から没収を命ぜられた宣伝用刊行物総目録 : 五十音順

*10:『消防白書』(昭和43年版昭和44年版昭和45年版

*11:裁定データベースでの通番102-009012

*12:第8巻は「怪談乳房榎」が「風俗壊乱」に当たるとされて発禁処分を受けており、今回新たにコレクションに加わった他機関デジタル化資料(内務省検閲発禁図書)にも『三遊亭圓朝全集 巻の8』として含まれている(館内公開)。

*13:口絵「内藤新宿時代の書翰」の三遊亭円朝は1900年没、「山形含雪題字」の山縣有朋は1922年没、「椿説蝦夷なまり口絵」の水野年方は1908年没、「怪談乳房榎」挿絵の落合芳幾は1904年没、「蝦夷錦古郷之家土産」序の條野採菊は1902年没、挿絵の大蘇芳年月岡芳年)は1892年没、「椿説蝦夷なまり」序の末松青萍は1920年没である。また、校訂編纂者の鈴木行三については、青空文庫・富田さんの記事「『圓朝全集』は誰のものか」にあるように、1962年没と判明している。

*14:『[植物図説雑纂]』([1][2][3][4][5][6][7][8][9][10][11][12][13][14][15][16][17]

*15:tsvファイル参照。

*16:3月22日付け「お知らせ」内のリンクによる検索結果では、(公開開始日ではなく)インターネット公開開始日による絞り込み検索が行われている。

*17:実際には、3月中にいったん館内公開で追加されたあと、許諾に変更されている。雑誌『Bulletin of the Geographical Survey Institute』、『Seismological Bulletin of National Research Center for Disaster Prevention』の2タイトル。

*18:2016年6月に新規追加された図書59,255件(すべて館内公開)のうち、「災害対応力強化のためのデジタルアーカイブ」をなす官公庁刊行資料の一部は2016年10月の更新でインターネット公開(許諾)に変更され、多くは2017年1月の更新で図書館送信に変更された。2017年3月の更新では、1月に図書館送信に変更された上記資料のうち948件がインターネット公開(許諾)に変更されており、逆に2010年10月にインターネット公開(許諾)に変更された上記資料のうち6件が館内公開に戻されている。この結果、2016年6月新規追加図書の公開範囲内訳(2017年3月末現在)は、インターネット公開(許諾)2,292件、図書館送信48,467件、館内公開8,496件となっている。

*19:多くは2016年6月に新規追加済みだが、今回追加されたものとしては、例えば、『愛知県教育年報 1969年』(請求記号:AZ-1613-3)など。「提供者」は「デジタル化資料(図書主題別3)」となっている。

*20:例えば、『日本水路誌 第1巻』(請求記号:水-1イ)など。「提供者」は「デジタル化資料(水路誌)」となっている。

*21:例えば、『患者指導用講座 医研テープによる : 普及版 1』(請求記号:YL31-31)など。「提供者」は「デジタル化録音資料(カセット2)」となっている。

*22:例えば、『Kodama歌う雑誌 4号(1960.2)』(請求記号:YMF-48)など。「提供者」は「デジタル化資料(ソノシート)」となっている。

*23:例えば、『患者指導用講座 医研テープによる : 普及版 1(音源)』(請求記号:YL31-31)、『Kodama歌う雑誌 4号(1960.2)(音源)』(請求記号:YMF-48)など。

*24:1月5日の書誌情報オープンデータセット更新では、図書のタイトルリストに無効なレコードが29件(2005年日本国際博覧会関係資料14件、カセットテープ15件)含まれていた。そのうち、2005年日本国際博覧会関係資料14件については、1月10日に訂正削除されたが、削除されたレコードに記載されていたURLは、現在は有効に表示されるようになっている。一方、カセットテープ15件については、うち5件は現在有効に表示されるようになっており、10件は現在もエラーとなる。オープンデータセットの更新内容がフライングであったことを考えると、現在エラーとなる10件のURLも今後有効に表示されるようになるのだろうか。有効に表示されるようになった5件は、『患者指導用講座 医研テープによる : 普及版 46』、『方言談話資料 1 (山形・群馬・長野) 』、『Instrumental music of Asia』、『基本文型による入門フランス語会話』(12)。これらの「提供者」は「デジタル化録音資料(カセット)」、「デジタル化日」は「2015-03-20」となっている。2014年度デジタル化対象資料なのかもしれない。現在もエラーとなる10件は、『肉声できく昭和の証言』(政治家編 1 戦前・戦中 1政治家編 1 戦前・戦中 1政治家編 2 戦前・戦中 2政治家編 2 戦前・戦中 2政治家編 3 戦前・戦中 3政治家編 3 戦前・戦中 3政治家編 4 戦後 1政治家編 5 戦後 2政治家編 6 戦後 3政治家編 7 戦後 4)。

*25:例えば、『옳은 路線』など。「提供者」は「デジタル収集資料(プランゲ文庫一般図書5)」、資料種別は「静止画資料」「図書」となっている。

*26:例えば、『2005年日本国際博覧会公式記録 : 愛・地球博』など。「提供者」は「地球産業文化研究所」となっている。

*27:例えば、『蟹工船』など。「提供者」は「デジタル化資料(米国議会図書館所蔵内務省検閲発禁図書)」となっている。

*28:『Bulletin of the Geographical Survey Institute』、『Geophysical Magazine』、『Journal of natural disaster science』、『Papers Presented to the Symposium on Antarctic Meteorites』、『Proceedings of Joint Panel Meeting of the U.J.N.R. Panel on Earthquake Prediction Technology』、『Proceedings of the Japan Earthquake Engineering Symposium』、『Seismological Bulletin of National Research Center for Disaster Prevention』、『安全工学シンポジウム講演予稿集』、『気象要覧 = Geophysical review』、『極域における電離圏磁気圏総合観測シンポジウムプログラム&予稿集』、『極域における電離圏磁気圏総合観測シンポジウム講演要旨』、『極域気水圏シンポジウムプログラム・講演要旨 = The Symposium on Polar Meteorology and Glaciology program and abstracts』、『極域地学シンポジウムプログラム・講演要旨』、『研究発表会概要集』、『国立防災科学技術センター要旨集』、『自然災害科学会学術講演会要旨集』、『大会講演予稿集』、『地学団体研究会総会シンポジウム要旨集』、『地震学会講演予稿集』、『東京大学理学部地殻化学実験施設彙報』、『東北地域災害科学研究 = Tohoku journal of natural disaster science』、『南極地学シンポジウムプログラム・講演要旨』、『日本自然災害学会学術講演会講演概要集』、『日本写真測量学会年次学術講演会発表論文集』、『日本地球化学会年会講演要旨集』、『日本地球電気磁気学会講演会講演予稿集』、『日本地震学会講演予稿集』、『日本地震工学シンポジウム論文集』、『日本地熱学会学術講演会講演要旨集』、『防災科学技術研究所年報』

*29:例えば、『Bulletin of the Geographical Survey Institute』など。「提供者」は「デジタル化資料(雑誌主題別2)」となっている。なお、(4)に挙げられているタイトルで、2016年6月に新規公開された『天気』の「提供者」は「デジタル化資料(雑誌主題別1)」となっている。

*30:例えば、『気象要覧 = Geophysical review』など。「提供者」は「デジタル化資料(雑誌主題別2)」となっている。

*31:教誡新學比丘行護律儀 1卷

*32:聚分韻略 [5巻]

*33:『[禪林抜類聚] 4卷』(禪林抜類聚一禪林抜類聚二禪林抜類聚三禪林抜類聚四

*34:『禪林抜類聚』(禪林抜類聚一禪林抜類聚四

*35:『山幸 2巻』(

*36:風俗問状答 風俗問状答』、『風俗問状答 風俗問状答

*37:『日本治乱記 83巻』(巻第一、巻第二巻第三、巻第四巻第五、巻第六巻第七、巻第八巻第九、巻第十巻第十一、巻第十二巻第十三、巻第十四巻第十五、巻第十六巻第十七、巻第十八巻第十九、巻第二十巻第二十一、巻第二十二巻第二十三、巻第二十四巻第二十五、巻第二十六巻第二十七、巻第二十八巻第二十九、巻第三十巻第三十一、巻第三十二巻第三十三、巻第三十四巻第三十五、巻第三十六巻第三十七、巻第三十八巻第三十九、巻第四十巻第四十一、巻第四十二巻第四十三、巻第四十四巻第四十五、巻第四十六巻第四十七、巻第四十八巻第四十九、巻第五十巻第五十一、巻第五十二巻第五十三、巻第五十四巻第五十五、巻第五十六巻第五十七、巻第五十八巻第五十九、巻第六十巻第六十一、巻第六十二巻第六十三、巻第六十四巻第六十五、巻第六十六巻第六十七、巻第六十八巻第六十九、巻第七十巻第七十一、巻第七十二巻第七十三、巻第七十四巻第七十五、巻第七十六巻第七十七、巻第七十八巻第七十九、巻第八十巻第八十一、巻第八十二巻第八十三、巻第八十四、巻第八十五

*38:『諸系譜』(第1冊第2冊第3冊第4冊第5冊第6冊第7冊第8冊第9冊第10冊第11冊第12冊第13冊第14冊第15冊第16冊第17冊第18冊第19冊第20冊第21冊第22冊第23冊第24冊第25冊第26冊第27冊第28冊第29冊第30冊第31冊第32冊第33冊

*39:289件と多数になるので省略。tsvファイル参照のこと。

*40:他に、請求記号が特1000-1〜特1001-4のもの、『柑橘図譜』、『[鳥類図譜]』。

*41:『患者指導用講座 医研テープによる : 普及版』(53(音源)54(音源)55(音源)56(音源)57(音源)58(音源)59(音源)61(音源)62(音源)